虹色センテンス
ツンデレ・バイオレット
それから2組には全く行ってない。
たまに行ってたけど、何か会ったら気まずそうだし…
桜がトイレに行ったので、教室の窓から空を見ていた。
「わぁ!!」
後ろからポンッと誰かが背中を押す。
窓から胸ぐらいまで飛び出して、アタシは落ちそうになった。
「何すんの?!ていうか誰っ!?死ぬじゃん!!!アタシ!」
振り向くと雄太が立っていた。
噂によると雄太の好きな人に好きな人がいたらしくて、儚く終わったんだってさ。(笑)
んー…青春だねェ…
「何だ上村か…好きな人に好きな人がいるとアタシを窓から落とそうとするんですか、アンタは」
「うるせーな!好きな人に好きな人なんていねーよ!!」
赤面して殴りかかろうとする。
「しょうがないから私が素直になってあげるよ…おいで!」
手をおもむろ広げると、
「しょうがないからって何だよコノヤロー。…おいでって、俺犬でもなんでもねーって」
つかつかと近寄って来る彼は、ていっと私にチョップした後ちょっと涙目になっていた。
ったく、素直じゃないんだから。
…たまには素直になってみよう。
たまに行ってたけど、何か会ったら気まずそうだし…
桜がトイレに行ったので、教室の窓から空を見ていた。
「わぁ!!」
後ろからポンッと誰かが背中を押す。
窓から胸ぐらいまで飛び出して、アタシは落ちそうになった。
「何すんの?!ていうか誰っ!?死ぬじゃん!!!アタシ!」
振り向くと雄太が立っていた。
噂によると雄太の好きな人に好きな人がいたらしくて、儚く終わったんだってさ。(笑)
んー…青春だねェ…
「何だ上村か…好きな人に好きな人がいるとアタシを窓から落とそうとするんですか、アンタは」
「うるせーな!好きな人に好きな人なんていねーよ!!」
赤面して殴りかかろうとする。
「しょうがないから私が素直になってあげるよ…おいで!」
手をおもむろ広げると、
「しょうがないからって何だよコノヤロー。…おいでって、俺犬でもなんでもねーって」
つかつかと近寄って来る彼は、ていっと私にチョップした後ちょっと涙目になっていた。
ったく、素直じゃないんだから。
…たまには素直になってみよう。