ましゅまろ
マイ ディア
君と初めて出会ったあの朝、僕は硝子に張り付いて必死に君を探したんだ。
沢山の、
柔らかな命。
君はその中で、一際小さくて、小さな小さな両手を握りながら体を震わせ泣いていた。
沢山の、
柔らかな命。
君はその中で、一際小さくて、小さな小さな両手を握りながら体を震わせ泣いていた。