【続】赤い糸のその先は…。
ふ~んって一人で納得してる私を横目で見ていた室長達が、
首をかしげて怪訝そうにしていた。
どうしたの?
「男の人って気持ちが無くてもセックス出来るっていうし...」
「そうね、かなりの欲求不満だったら、ヤッちゃうかもね。」
ニンマリと笑って意地悪な顔をしながら『どうする?』って私に聞いてきた。
なんで、ユキちゃんと室長は私の不安を煽ろうとしているの?
欲求不満...?
それって、私が課長を満足させていないから?
だから浮気されちゃうっていうの?
段々と不機嫌になっていく私の事なんてお構いなしで、
二人はニヤニヤしていた。