笑顔を見つめて
家に帰ってから夕食を食べて、お風呂に入って部屋に着いたのは夜の9時頃だった



「雨…止まないな…」



今夜は降り続くって天気予報で言ってたな…




「なんか…」



疲れたな…




相変わらずの母親の反応


いつものように人の中心にいる照と連斗を見ている私


そして…


照についた嘘





連斗が好きなのは本当のことだけど


叶わない恋はしたくないから




照を応援している







…つもりだけど、やっぱり違ってても連斗が私を好きに見えると言った照の言葉は嬉しかった


本当に連斗が私を好きなら私はどうするんだろう…



ま、あり得ない話なんだけどね





「喉…渇いた」




いろんなことを考えていると喉が渇いてきたのでリビングに行くことにした







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