館‐yakata‐

ユキ:「2人とも部屋にもいないよ」

アイコ:「やっぱそうなんだよ」

ケン:「こんな突然帰っちゃうなんてな…」

ユカリ:「ダイゴさん、昨日来たばかりですよね」

ユキ:「でもお互いの気持ちが本物だから扉が開いたんじゃん?」

ケン:「早…、こんなこともあるんだな」

モモコ:「モモ眠い~…」

ケン:「寝ろよ」

モモコ:「ケンくん一緒に寝よぉ?」

ケン:「えっ、やだよ」

モモコ:「うっ…うっ…うぇーん…」


モモコは泣き出した。



アイコ:「あーあ、女の子泣かすなんて最低ー」

ケン:「…わかったよっ、ほら、寝るぞ!」

モモコ:「わーい」



アイコに責められ、ケンは仕方なくモモコと寝ることにした。

モモコは泣き顔から一変に笑顔になった。





ユキ:「モモコ、またケンに戻ったんだね」

アイコ:「あの子生意気だけど、どこか寂しいんじゃないかな…?」

ユキ:「意外と魔性かもよ」

アイコ:「ええ?かもね」






翌朝、カノコとダイゴのことを聞いたタツヤは驚いていた。


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