館‐yakata‐

アイコ:「えっうそ!?そう見える!?」

ケン:「ああ。初めて会った時からすれば太ったぞ」

アイコ:「えええ、どうしよう~、ここ食べ物に恵まれてるから…、しかもおいしいし~!」

ケン:「だよな。実は俺も腹がぶよぶよしてきたんだ」

アイコ:「本当!?お互い成人病には気をつけようね~」

ケン:「…そうだな」



そんな会話をしてる間に、モモコはケンの背中で眠っていた。






地上ではタツヤが3人を探していた。


タツヤ:「おいっ、ケンとアイコとモモコがいないんだ!」

ユキ:「どこかいるでしょ?3人で出られるわけないし」

マサ:「ケンとアイコがカップルになって帰って、モモコはどこか、トイレとか?…まさかケンとモモコがカップルでアイコがトイレ!?」

タツヤ:「何ゴチャゴチャ言ってんだよ、いないんだよ、どこにもっ!」

ユキ:「いるってば!タツヤの探し方が足りないんだよ、もう!ハマってきたとこなんだから邪魔しないで!」

タツヤ:「なっ…、わかったよ!絶対どこかに抜け道があるんだ、3人はそこから出て帰っちまったんだ。いいよいいよ、俺ひとりで探して俺ひとりで帰ってやる!あばよお2人さん」


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