館‐yakata‐

タツヤ:「はっはっはっはっはっ」

アイコ:「もう!何考えてんの!?」

タツヤ:「雪、雪。初雪だぜ~、はっはっはっはっ」

マツ:「ほほう、きれいじゃのう」

アイコ:「もうっ…!」


散らかるし食べるのを制限してるし、アイコはイライラしていた。


そんな中、ユウタはタツヤがばらまいたポップコーンを拾って食べている。



アイコ:「ちょっと、拾って食べないでよ!」

ユカリ:「ユウタさんに当たらないでください!」



ずっと黙っていたユカリがいきなり怒鳴り、みんな一斉に静まり返った。



マサ:「ユキ…、あと3ページ…やろうか…」

ユキ:「うん…。じゃあね、みんな…」


ケン:「俺もう寝るわ。おやすみ」

モモコ:「ケンくん待って、モモも寝る!」

ケン:「ついてくんな」




そうしてみんな、それぞれ部屋へ戻って行った。






あまり眠れなかったアイコは、明け方、昨夜の散乱したものの片付けをしていた。



ユカリ:「おはようございます…」

アイコ:「おはよう。ユカリ早いね」


< 66 / 111 >

この作品をシェア

pagetop