館‐yakata‐

ユウタ:「おかわり!」

ユカリ:「はっ、はい、ただいま…ああっ」


ユウタから茶碗を受け取る時、手と手が触れ、動揺していたユカリは手を滑らせてしまい、茶碗は割れた。



ユカリ:「あああ…すみません…」

ケイ:「いいよいいよ、ケガはないかい?」

ユカリ:「はい…すみません…」





ケンはユカリの様子が引っ掛かり、あとで聞いた。



ユカリ:「なんでもありませんってば!」

ケン:「本当か?なんかキャラじゃなかったぞ。ユカリいつも落ち着いてんのに…」

ユカリ:「私だって失敗くらいします…」

ケン:「まぁそりゃそうだけど…。なんでもないならいいや」

ユカリ:「言えませんよ…お2人がベッドの中にいたなんて……」

ケン:「ベッド!?って…、マサとユキが!?」

ユカリ:「あー、誰にも言わないでくださいよ~!」

ケン:「い、言わないけど…、そうだったのか……」

ユカリ:「はぁー…、苦しかった……」





そんなことが起きてる中、タツヤはまだ熱にうなされていた。

アイコはずっとついていて、冷やしタオルを何回も取り替えていた。


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