館‐yakata‐

ケン:「タツヤ、おまえはアイコのことどう思ってんの?」

タツヤ:「俺は…、でもこの流れじゃ卑怯じゃねぇか!誰かひとり置いて帰れねぇだろ!」

アイコ:「そうだよ!なんか…どっか抜け道ないか探そう!」



3人バラバラになり、抜け道を探した。


アイコが2階に上がろうとした時だった。



アイコ:「あれ?確か階段ってここにあったはず…」


ケン:「アイコー!なんかあった?」

アイコ:「ない…、階段がないの…」

ケン:「え?…そういえば、ないな…」

アイコ:「…消えちゃったのかな?」

ケン:「……まさか」



ケンとアイコは青ざめた。

そしてタツヤも血相を変えて走って来た。



タツヤ:「大変だー!」

アイコ:「どうしたの!?」

タツヤ:「風呂場が…、なんかどろどろして、き…消えちまった……」

アイコ:「ええっ!?…やっぱりそうなんだ、24時間かけて少しずつ…」

ケン:「…今何時だ?」

アイコ:「1時…。あと21時間……」

タツヤ:「あ~、どうすんだよ~、俺まだ死にたくねぇ~…!」


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