大好き!

家の近くのビルの一室。
ここか・・・


【ピンポーン】


チャイムを押してみたけど、反応がない。
留守か・・・


私は封筒をポストに差込み、ビルから出ようとすると


「お~い!!ブスちゃ~ん!!」


は~っ?
誰??誰のこと言ってるの??


辺りを見回すと・・・
あのカメラマンがこっちに向かって歩いていた。



「俺のところに来たの?何か用??」

ニコッっと笑いながら私に話しかける。
私はムッとしたまま


「先生から頼まれたから・・・これで・・・」


「ふ~ん」


用件だけ伝えて帰ろうとすると
私は腕を掴れた。



「何するの!!」


大きな声で言い、振り払おうとしても強い力でつかまれていて、振り払えなかった。










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