RaiN
「まぁまぁ…
出会いくらい
いくらでもあるよ!!」
「…そぅだよね」
玲華は凄く
親身になってくれて
午後には
大分持ち直し始めてた。
そんな矢先
天然という名の
武器を引っ提げて
七葉は現れる………
「おっはよー!!
…ってもぅ昼かぁ♪」
「おっす!
何でこんな時間?」
私が聞こうとしたことを
玲華が
聞いてくれた。
「んーとねぇ
遅刻するって思って
乗った電車が
いつもと逆だったみたい!
終点ですって
言われた時は驚いたよ!」
これ以上にないくらいの
笑顔で
言ってのける七葉。
いやいや
途中で気づこうよ……