身代わり恋愛

「空、綺麗だね」



思ったことをそのまま口に出すと




「よし、今日はコンビニで菓子でも買って、公園でも行くか!」




一馬の提案に、もちろん賛成しそのまま、コンビニに行った。




そこから歩くこと数分、小さな公園を見つけて、二人でブランコに座る。




「明優は、ミルクティー好きだよな」



「美味しいもん」



「甘くね?」



「甘くなきゃ飲めないの」



「意外と子供だな」




ミルクティーやチョコレート、クッキーにシュークリームと甘いものばかり買った私。



そんな私とは対象的に、水とガムしか買わなかった一馬。




「どうせ子供ですよ!」



「はいはい、拗ねないの」




今まで、苦しかったからかな?


気を使わずに過ごせる時間って本当に楽しい。



大好きな、シュークリームを食べながら、私はご機嫌だった。

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