君の温もり、君の優しさ。


海波Side**


・・・・胸がざわざわする。

早く一日が終わればいいのに。
そう、願うだけで何も
できない自分が恥ずかしい。


あ、

あたし、亜美奈のケ−番、
知ってるかもしれない。


だけど、それがバレたら?
タ−ゲットはあたし?






どうしよう。
だけど、関わるなって
言ったし。


迷う暇はないのに、

動けない。
何もできない。




情けない。

・・・つーか。
こんな思うなんて・・・。



バカみたい。
あのとき自分から離れておいて。
関わるなって言って、
心配をしてしまう自分が恥ずかしい。





冷たい目で
亜美奈を見ることしかできない。


この世界からは抜け出せない・・・。
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