君の温もり、君の優しさ。
亜美奈Side**
中学のときより、
ずっと痛い。
中学のほうがまだマシだった。
高校にもなって・・・
あたしはやっぱりそういう運命
だったのかな。
だったら人生をリセットしたい。
だけど、海波ちゃんが
絶対絶対助けてくれる。
そう思っていた矢先。
「海波も水かけなよ~」
「うんっ」
バシャッ ・・・・
なんで・・・ ?
「海波ちゃん、どうして・・・・・?」
「は? 何が?」
「舞花ちゃんには言ってない!!」
「てめぇ・・・ !」
パンッ ・・・
頬を叩かれた。
「海波ちゃん、昔は
助けてくれたじゃない・・・ !!」
「そうなのか?海波 ・・・」
「あ・・・ えと ・・・。」
「・・・・海波はもうお前の事嫌いだよ?」
「そんなはず・・・ ない!」
「お前、今何してるかわかってんの?」