【完】藍蝶-1-
詩乃「ダメじゃな……ダメッ!」
あぶなっ!
ダメじゃないよって言うところだった。
春「じゃあ、離してあげる代わりに明日、遊園地に行かない?」
遊、園地?
私は、その言葉を聞いた瞬間に目が輝いた。
だって、私は遊園地が大好きなんだもん。
あんまり関わりたくないけど、遊園地に行けるんだから誰でも構わないっ!
詩乃「行くっ!」
春「ほんとぉ?2人で行こうね♪」
このときの私は、遊園地に行ける嬉しさに浮かれていて、これがデートなんて思わなかった。