【完】藍蝶-1-

春「何から乗りたい?」

私が乗りたいので良いのかな?

詩乃「じゃあ、あれは?」

私が指したのは、かなりの絶叫系の乗り物。

春くんは、それを見た途端に顔が真っ青になったから無理なのかなと思った。

けど………。

春「いいよぉ。詩乃ちゃんに楽しんでもらいたいから」

なんでなの?

自分を犠牲にしてまで乗ろうとしてくれるの?

これは、私が庇って銃を撃たれたときのお返し?
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