【完】藍蝶-1-
今、さっきの最強の絶叫系の乗り物を乗り終えたところ。
春くんは、お約束通りに気持ちが悪くなったそうです。
だから私は今、春くんのために水を買ってきているの。
ああなったのは、私のせいでもあるからね。
詩乃「は〜るくん?大丈夫?」
私が呼ぶと、春くんはトロンとした目でこっちを向いた。
ブーッ
あぁ〜、今の春くんの顔を見た人たちは鼻血を吹いて倒れちゃった。
鼻血を吹いた皆様、御傷心様です。