お嬢様の秘密Ⅱ
結局リムジンの中でも全く離れてくれなかった。
おかげで心臓が壊れそうなくらい鳴っている。
おかげで大樹は至極ご機嫌。
「おい、まだ拗ねてるのか?」
「拗ねてなんかいないわ。」
執事2人にミラー越しにニヤニヤされるの恥ずかしかったんだからね!
「女性の機嫌を取れないとは………大樹はまだまだだな。」
「うるせぇよ………彼女に会えてない恨みかよ。」
「そうとってもらっても構いませんよ。」
電話で不安そうにしてたけど………由香里、かなり愛されているわよ。
入り口で先に待っていた竜也にお店まで案内された。
大樹は私の腰に腕を回してエスコート。
「大樹様、莉依紗様。お待ちしておりました。今宵はどうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ。」
レストランの料理長が直々に挨拶しに来てくれた。
大樹が予約してくれたお店は高層ホテルにあるレストラン。
夜景が綺麗で有名なの。
………貸切にしなくても………。
執事たちは店の外に待機しているように大樹が指示した。
料理はフランス料理のフルコース。
出てきた料理はとても美味しかった。
「すごい美味しい!」
「だろ?ここの店は昔、お袋と一緒に来てたんだ。」
さ、さすがおぼっちゃま………
「お袋が亡くなってからお前は落ち込んでいただろ?」
バラすなと言われているから必死に知らないふりしてたんだけど………分かりやすかったんだ。
「大丈夫だ。お前の演技はうまいからバレてない。」
私の心を見透かしたのか………そっと励ましてくれた。
「お母様………。なんかお母様に近づけたみたい。お母様にはとてもよくしてもらったのに何もできてないから。」
記憶を取り戻せたのお母様のおかげだし………。
おかげで心臓が壊れそうなくらい鳴っている。
おかげで大樹は至極ご機嫌。
「おい、まだ拗ねてるのか?」
「拗ねてなんかいないわ。」
執事2人にミラー越しにニヤニヤされるの恥ずかしかったんだからね!
「女性の機嫌を取れないとは………大樹はまだまだだな。」
「うるせぇよ………彼女に会えてない恨みかよ。」
「そうとってもらっても構いませんよ。」
電話で不安そうにしてたけど………由香里、かなり愛されているわよ。
入り口で先に待っていた竜也にお店まで案内された。
大樹は私の腰に腕を回してエスコート。
「大樹様、莉依紗様。お待ちしておりました。今宵はどうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ。」
レストランの料理長が直々に挨拶しに来てくれた。
大樹が予約してくれたお店は高層ホテルにあるレストラン。
夜景が綺麗で有名なの。
………貸切にしなくても………。
執事たちは店の外に待機しているように大樹が指示した。
料理はフランス料理のフルコース。
出てきた料理はとても美味しかった。
「すごい美味しい!」
「だろ?ここの店は昔、お袋と一緒に来てたんだ。」
さ、さすがおぼっちゃま………
「お袋が亡くなってからお前は落ち込んでいただろ?」
バラすなと言われているから必死に知らないふりしてたんだけど………分かりやすかったんだ。
「大丈夫だ。お前の演技はうまいからバレてない。」
私の心を見透かしたのか………そっと励ましてくれた。
「お母様………。なんかお母様に近づけたみたい。お母様にはとてもよくしてもらったのに何もできてないから。」
記憶を取り戻せたのお母様のおかげだし………。