お嬢様の秘密Ⅱ
4章
そして現在へ
婚約発表をした私たち。
学校での対応も変わり卒業までは平穏な日々を過ごした。
恵梨香は4月に女の子を産んだ。
私と大樹は海外の大学に進学した。
そして2年生になった時、私は妊娠した。
親の目がいなくなって、大樹が………
まだここが日本だったら大変だったけど海外だったのでスキップ制度を使って卒業。
日本へ戻って女の子を2月に出産した。
大樹はすでに社長に就任し、私は家で専業主婦をやっていた。
1歳までは秋本家で育てていた。
だけど………
「莉依紗………聞いてくれ。お前の子の命が危ないかもしれない。」
突然私と大樹はお義父様に呼び出された。
「どういうことですか?」
「お前たちを隠し撮りした写真がダンボール一箱分送られてきた。辰彦に調べてもらったところ………。
送り主は西月恵梨香だ。
あいつは生まれた子が大樹の子だと言って聞かない。」
「恵梨香は今どうしているんですか?」
「西月家のありったけの財産を使って母親と娘は厳重注意、父親は5年入ったら出てくるそうだ………。」
「何それ…………あれだけのことをやっておいて軽い罪じゃないですか!」
「ああ………。で、その恵梨香の要求は、恵梨香の子を養女として育てて総取りとすること。」
「じゃあ………私の子は?」
「さもなくば………誘拐して殺すとまで言ってきた。」
「おい、親父!真に受けてるんじゃないだろうな。」
「私だって嘘だと信じて疑っておらん!!」
会長室は騒然となった。
学校での対応も変わり卒業までは平穏な日々を過ごした。
恵梨香は4月に女の子を産んだ。
私と大樹は海外の大学に進学した。
そして2年生になった時、私は妊娠した。
親の目がいなくなって、大樹が………
まだここが日本だったら大変だったけど海外だったのでスキップ制度を使って卒業。
日本へ戻って女の子を2月に出産した。
大樹はすでに社長に就任し、私は家で専業主婦をやっていた。
1歳までは秋本家で育てていた。
だけど………
「莉依紗………聞いてくれ。お前の子の命が危ないかもしれない。」
突然私と大樹はお義父様に呼び出された。
「どういうことですか?」
「お前たちを隠し撮りした写真がダンボール一箱分送られてきた。辰彦に調べてもらったところ………。
送り主は西月恵梨香だ。
あいつは生まれた子が大樹の子だと言って聞かない。」
「恵梨香は今どうしているんですか?」
「西月家のありったけの財産を使って母親と娘は厳重注意、父親は5年入ったら出てくるそうだ………。」
「何それ…………あれだけのことをやっておいて軽い罪じゃないですか!」
「ああ………。で、その恵梨香の要求は、恵梨香の子を養女として育てて総取りとすること。」
「じゃあ………私の子は?」
「さもなくば………誘拐して殺すとまで言ってきた。」
「おい、親父!真に受けてるんじゃないだろうな。」
「私だって嘘だと信じて疑っておらん!!」
会長室は騒然となった。