お嬢様の秘密Ⅱ
起きたら朝になっていた。
起きようとしたら、理央様の腕がしっかりと私に回されていて起き上がれない。
………理央様の寝顔は初めて見たかしら。
前もこんな風にヤッたことあるけど、いつも理央様の方が後に起きていたから。
「今何時かしら………。」
その言葉を聞いたのか、ジャックが入ってきた。
「ただいま6時です。学校はお休みですので。」
「………よかったわ。今日の予定は?」
「陽菜様たちがお昼頃に訪問なさる予定です。葵様は今日は仕事があるそうなので行けないと連絡いただきました。」
「そう………。」
「では失礼いたします。」
改めて私の様子を確認した。
布団でかろうじて鎖骨まで隠れているけど、着ていたものは全て床の上だった。
………さすが無表情男。
あの人が表情を変えたところを見たことがない。
「んん………。」
あ、理央様が起きたわ。
「おはようございます、お嬢様……。」
私に回していた腕を引き寄せた。
「愉しんでいただけましたか?」
ニヤッと笑った笑顔は色っぽくてクラクラしてしまうほど。
「鳴いているお嬢様は本当にお可愛らしい。美味しくいただきましたよ。」
思わず真っ赤になる。
こんなことしたの初めてじゃないのに。
「もう………。」
照れ隠しに顔を背けようとしたけど理央様の手がそれを許さなかった。
起きようとしたら、理央様の腕がしっかりと私に回されていて起き上がれない。
………理央様の寝顔は初めて見たかしら。
前もこんな風にヤッたことあるけど、いつも理央様の方が後に起きていたから。
「今何時かしら………。」
その言葉を聞いたのか、ジャックが入ってきた。
「ただいま6時です。学校はお休みですので。」
「………よかったわ。今日の予定は?」
「陽菜様たちがお昼頃に訪問なさる予定です。葵様は今日は仕事があるそうなので行けないと連絡いただきました。」
「そう………。」
「では失礼いたします。」
改めて私の様子を確認した。
布団でかろうじて鎖骨まで隠れているけど、着ていたものは全て床の上だった。
………さすが無表情男。
あの人が表情を変えたところを見たことがない。
「んん………。」
あ、理央様が起きたわ。
「おはようございます、お嬢様……。」
私に回していた腕を引き寄せた。
「愉しんでいただけましたか?」
ニヤッと笑った笑顔は色っぽくてクラクラしてしまうほど。
「鳴いているお嬢様は本当にお可愛らしい。美味しくいただきましたよ。」
思わず真っ赤になる。
こんなことしたの初めてじゃないのに。
「もう………。」
照れ隠しに顔を背けようとしたけど理央様の手がそれを許さなかった。