お嬢様の秘密Ⅱ
電話をすれば快く引き受けてくださり、数分で来てくれた。
知り合いだったみたいで裏道を上手に利用してくれたみたいだ。
「執事はいないんですか?」
「ええ。だから……ユリに助けてもらったのよ………。」
「ユリ様って………!おや、随分大きくなられましたね。ご両親そっくりじゃないですか!」
「………世間話は後にいたしましょう。」
………この医者大丈夫なの?
「失礼いたしました。」
真剣な顔つきになり、作業をしている様子は一流さを感じた。
「………結果出ました。」
どうしてこのお医者さんは呆れているの?
「お二人とも………何人子供作る気ですか………。今やってもらったのは妊娠検査薬で……はっきりと陽性が出ましたよ。」
………え、妊娠?
「3ヶ月といったくらいでしょうか。安定するまでは仕事は控えめにしてください。」
後ほどまた伺います、と言った後お医者さんは丁寧に礼をして帰っていった。
「大樹………最近毎日抱いてくるから!」
「………とりあえず落ち着きましょう?………で、何人目なんですか?」
まだ気持ち悪そうにしてるのにこれ以上刺激するのは良くない。
「………6人目。」
私の兄弟ってすでに4人いたんだ………。
「………ユリ、このことは他言無用で。それと大樹を呼んでくれる?しばらくは私の手伝いをしてもらうわ。」
「じゃあ私はそろそろ帰りますね。何か手伝えることがあったら言ってください。」
時間的に帰らないと他の生徒に会ってしまう。
「………気をつけてね。」
体調が回復してきたみたいだったので、私は急いでお暇した。
知り合いだったみたいで裏道を上手に利用してくれたみたいだ。
「執事はいないんですか?」
「ええ。だから……ユリに助けてもらったのよ………。」
「ユリ様って………!おや、随分大きくなられましたね。ご両親そっくりじゃないですか!」
「………世間話は後にいたしましょう。」
………この医者大丈夫なの?
「失礼いたしました。」
真剣な顔つきになり、作業をしている様子は一流さを感じた。
「………結果出ました。」
どうしてこのお医者さんは呆れているの?
「お二人とも………何人子供作る気ですか………。今やってもらったのは妊娠検査薬で……はっきりと陽性が出ましたよ。」
………え、妊娠?
「3ヶ月といったくらいでしょうか。安定するまでは仕事は控えめにしてください。」
後ほどまた伺います、と言った後お医者さんは丁寧に礼をして帰っていった。
「大樹………最近毎日抱いてくるから!」
「………とりあえず落ち着きましょう?………で、何人目なんですか?」
まだ気持ち悪そうにしてるのにこれ以上刺激するのは良くない。
「………6人目。」
私の兄弟ってすでに4人いたんだ………。
「………ユリ、このことは他言無用で。それと大樹を呼んでくれる?しばらくは私の手伝いをしてもらうわ。」
「じゃあ私はそろそろ帰りますね。何か手伝えることがあったら言ってください。」
時間的に帰らないと他の生徒に会ってしまう。
「………気をつけてね。」
体調が回復してきたみたいだったので、私は急いでお暇した。