お嬢様の秘密Ⅱ
「皆様、今この電気がついた瞬間、新年となりました。あけましておめでとうございます。」
会場からは拍手が湧く。
ちなみにガラス張りになっている窓からは綺麗な夜景と花火が見られた。
「会長がご挨拶いたします。」
広大さんがお祖父様にマイクを渡した。
「あけましておめでとう。わしは堅苦しい挨拶はする気がないので。」
会場からは笑いが聞こえた。
「今年も良い年となりますよう願いを込めます。楽しんでいってください。」
お祖父様が軽く頭を下げ、会場は拍手に包まれた。
「おいしい………。玲央のセンスは最高ね。」
「確かにな。これうまい。お嬢様のコックに作らせたいかも。」
お腹が出過ぎないほどに玲央と食事を楽しんでいると………
「ねえ、あなた。私に挨拶もしないで何していらっしゃるの?」
うわ………めんどくさいやつきたよ。
「何って………食事を。」
会場のお客様もこっちに注目し始めているし。
「玲央様、こんな女のどこがいいのよ。」
取り巻きがこちらをにらみ、言ってきた本人は玲央の腕の自分の腕を絡ませて胸を押し付けている。
そうか、資産家の息子………。
後で聞いたけど会社もちょっと経営しているらしいし。
会場からは拍手が湧く。
ちなみにガラス張りになっている窓からは綺麗な夜景と花火が見られた。
「会長がご挨拶いたします。」
広大さんがお祖父様にマイクを渡した。
「あけましておめでとう。わしは堅苦しい挨拶はする気がないので。」
会場からは笑いが聞こえた。
「今年も良い年となりますよう願いを込めます。楽しんでいってください。」
お祖父様が軽く頭を下げ、会場は拍手に包まれた。
「おいしい………。玲央のセンスは最高ね。」
「確かにな。これうまい。お嬢様のコックに作らせたいかも。」
お腹が出過ぎないほどに玲央と食事を楽しんでいると………
「ねえ、あなた。私に挨拶もしないで何していらっしゃるの?」
うわ………めんどくさいやつきたよ。
「何って………食事を。」
会場のお客様もこっちに注目し始めているし。
「玲央様、こんな女のどこがいいのよ。」
取り巻きがこちらをにらみ、言ってきた本人は玲央の腕の自分の腕を絡ませて胸を押し付けている。
そうか、資産家の息子………。
後で聞いたけど会社もちょっと経営しているらしいし。