お嬢様の秘密Ⅱ
「………ごめんな、心が狭くて。」
私は葵の腕を引っ張った。
2人ともバランスを崩して………気づけば葵が私の上に乗っている形になった。
「………お前この体勢の意味分かってるのか?」
「………私が誰のものか刻みつけるって言ったのは葵だよ?」
ちょっと顔を赤くした葵が起き上がって私を腕に抱きすくめた。
「なんか反則。」
拗ねて違う方向向いたけど……顔赤いな。
私にテーブルの上にあったチョコレートを口移しで食べさせると上機嫌になった。
あ……でもなんか頭がクラクラしてきた………。
ボーッとし始めた私は葵に寄りかかった。
「葵、もう一個ちょうだい?」
「はい。これ気に入ったのか?」
「おいしい………もう一個。」
「はいはい………。」
苦笑いしながらも食べさせてくれた。
うん、だいぶ葵の機嫌も直ったかな?
「葵………遅くなったけどあけましておめでとう。」
「ああ。よろしく。」
葵からもらったキスはチョコレートの甘い味だった。
何度も何度も口づけし合ううちに私は疲れて寝てしまった………。
私は葵の腕を引っ張った。
2人ともバランスを崩して………気づけば葵が私の上に乗っている形になった。
「………お前この体勢の意味分かってるのか?」
「………私が誰のものか刻みつけるって言ったのは葵だよ?」
ちょっと顔を赤くした葵が起き上がって私を腕に抱きすくめた。
「なんか反則。」
拗ねて違う方向向いたけど……顔赤いな。
私にテーブルの上にあったチョコレートを口移しで食べさせると上機嫌になった。
あ……でもなんか頭がクラクラしてきた………。
ボーッとし始めた私は葵に寄りかかった。
「葵、もう一個ちょうだい?」
「はい。これ気に入ったのか?」
「おいしい………もう一個。」
「はいはい………。」
苦笑いしながらも食べさせてくれた。
うん、だいぶ葵の機嫌も直ったかな?
「葵………遅くなったけどあけましておめでとう。」
「ああ。よろしく。」
葵からもらったキスはチョコレートの甘い味だった。
何度も何度も口づけし合ううちに私は疲れて寝てしまった………。