お嬢様の秘密Ⅱ
舞踏会も特に何事も無く終わり、また平穏な日々を過ごしていた。
いつもは執事科に通っている人も一般的な学費で通っている一般生も外部からの一般客も大勢来てたのでしばらく学園内は落ち着きがなかったけど.....。
11月も後半になってきてガーデンへ足を運ぶこともなくなってしまった。
舞踏会を兼ねた文化祭の頃は偉い方々も多く来校するのでいじめはほとんど受けなかったけど....。
平穏な日々に戻ってからはまた徐々に増え始めたような気がする。
えりーはいじめがなくなってよかったねと笑顔なのでとても言い出せない。
えりーに隠し事しているみたいで.....。
こんなことは生まれて初めてだ。
授業には最近ちゃんと行っていて、今はちょうど本日の授業が終わって放課の時間。
「りー....。今日なんかある?」
「ん....。特になにもないけど?買い出しは一昨日行ってきたし。」
国松さんは最近執事科が忙しくなってきて、Sランクを取るためイギリスへ留学中。
あ、そうそう、国松は私と同い年よ。
代わりの執事を付ける必要性を感じなかったので久しぶりに身の回りのことを自分でやっている。
「じゃあ....今日ちょっと話したいことあるんだ。私に時間頂戴?」
「いいよ....。でもどこ行くの?校舎内だよね?」
「うん。いいから、私に着いてきて。」
でもどこに行くんだろう....。
エリーについていくとそこは....。
「何ここ?空き教室?」
「そう。最近見つけて先生に脅...じゃなくてお願いして鍵をもらったの。それで家具とか持ち込んで私の私室にしちゃった。」
「すごいな....。さすがお嬢様。」
「りーもこれぐらい稼げるようになったら?でもりーの家って相変わらずの一般的な収入?」
「そう。今学園でなんとか成績取り続けているからえりーの家に高額すぎる学費を頼らずにいるけど....。」
「気にしないで。1億くらい大丈夫よ。」
そうは言ってもね.....。
いつもは執事科に通っている人も一般的な学費で通っている一般生も外部からの一般客も大勢来てたのでしばらく学園内は落ち着きがなかったけど.....。
11月も後半になってきてガーデンへ足を運ぶこともなくなってしまった。
舞踏会を兼ねた文化祭の頃は偉い方々も多く来校するのでいじめはほとんど受けなかったけど....。
平穏な日々に戻ってからはまた徐々に増え始めたような気がする。
えりーはいじめがなくなってよかったねと笑顔なのでとても言い出せない。
えりーに隠し事しているみたいで.....。
こんなことは生まれて初めてだ。
授業には最近ちゃんと行っていて、今はちょうど本日の授業が終わって放課の時間。
「りー....。今日なんかある?」
「ん....。特になにもないけど?買い出しは一昨日行ってきたし。」
国松さんは最近執事科が忙しくなってきて、Sランクを取るためイギリスへ留学中。
あ、そうそう、国松は私と同い年よ。
代わりの執事を付ける必要性を感じなかったので久しぶりに身の回りのことを自分でやっている。
「じゃあ....今日ちょっと話したいことあるんだ。私に時間頂戴?」
「いいよ....。でもどこ行くの?校舎内だよね?」
「うん。いいから、私に着いてきて。」
でもどこに行くんだろう....。
エリーについていくとそこは....。
「何ここ?空き教室?」
「そう。最近見つけて先生に脅...じゃなくてお願いして鍵をもらったの。それで家具とか持ち込んで私の私室にしちゃった。」
「すごいな....。さすがお嬢様。」
「りーもこれぐらい稼げるようになったら?でもりーの家って相変わらずの一般的な収入?」
「そう。今学園でなんとか成績取り続けているからえりーの家に高額すぎる学費を頼らずにいるけど....。」
「気にしないで。1億くらい大丈夫よ。」
そうは言ってもね.....。