運命だと初めて信じた恋。
私は本当に毎日幸せだった。


でも…
ある日……


《あのさ、好きでおってくれるのは嬉しいよ?でもさ、一応俺も彼女おるんよね。やけさ、そんなに毎日毎日LINEとか、送ってこんでくれんかね?》


私は頭を強く殴られたみたいだった。

いきなり……

何で…
何で…


私は頭が真っ白になり

自然と涙がこぼれる。


こんなの初めからわかっていたこと。
相手は彼女もち。

だから、こんな関係
いつまでも続かないことくらい
最初から…最初からわかっていたことじゃなぃ…


そう思いながらも、私は涙が止まらなかった。

何で…

好きって…言ってくれたじゃん…

いつかはって…

私信じてたのに…
少しは信じていいかなって思ってたのに…

どうして…


私は悔しくて悔しくてたまらなかった。

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