拝啓 大好きな君へ
だから

明日からは笑顔で

この街に話しかけるから

君と同じくらいに

大好きなこの街に。



最後の涙が流れ落ちた時

窓の外を覗いたら



「ぁ・・・」



見落としてたんだね

君はもしかして

ずっと見つかるのを待っててくれたの?



桜の木には1つだけ

蕾が開いてこっちを向いてた
< 15 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop