同い年の恋人 3


「別れた時には どうなるか分からない状態で…
でもそれを佳幸はずっと支えてくれてた
始めは忘れるため?だったんだけど でも…」


「でも?」


「あたし…あたしのこと
遊びだったと言われて ショックだった
あたしは…あたしはね」


もう 涙でグチャグチャのあたし


「泣き泣き言うなよ!聞こえねーじゃん!」


「幹生とは寄りは戻さない この前ちゃんと幹生と話したんだ」


「はぁ?寄りを戻さねーのか?
戻したい!って言ってたじゃないか!」


「あれは 売り言葉に買い言葉!
あまりにも佳幸がしつこいから!」


「はぁ?オレのせい?」




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