同い年の恋人 3


「意味わかんねー!オレのせい?」


何度も何でも自分のせいか?と聞く佳幸


「ううん 違うんだ!
あたし…あたしは佳幸が好き」


「はーぁー?」


「ゴメンねホントにゴメン
絶対言わないつもりだった…
今の忘れて!ゴメンね」


佳幸は何も答えない。


それがまた あたしの心にチクリと刺さる。


「これ!返すね」


鍵を手渡した


すると、その手を佳幸に取られたのだ。


「離して!」


「離さない!」


「離してよー…ゴメンね
好きになっちゃってゴメン
困らすつもりじゃなかったんだ」


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