同い年の恋人 3


「だからさ 気持ちがバレないようにしなきゃって
嫌なことも言ってしまったし
でもこうしてまた会えた!そしてオレを好きだって言ってくれた!
騙してるんじゃないよな?」


「うん 騙したりしない
あたしは佳幸が好きだよ」


「マジで?マジで?
オレ…離さないよ!」


「佳幸もあたしのこと好きだと言ってくれたよね?ホントに?
遊びじゃない?」


「ああ!好きでもないやつなんか 抱けない
沙弥だったから・・・」


そして 繋がれた手は更に強くなり あたしを引き寄せた。


バランスを崩したあたしは佳幸の上へと・・・





< 120 / 136 >

この作品をシェア

pagetop