【完結】クールな彼に恋してます!!〜無愛想なキミに夢中〜
これですこしでも点差が縮まれば、まだ逆転の可能性が、充分に残っている。
この調子で、次もいければいいけど、そうはさせてくれない。
シュパッ!!
また相手にゴールを入れられた。
少しずつでも縮まってはいるのに、それが開いたり縮んだりする。
とてももどかしい状況だった。
向こうだって負けたくないはず。
だから必死で練習してきたんだなと、思わせるようなプレーだった。
だからこそ、佐伯くんだって同じキモチなんだってコトを、わかっているんだ。