【完結】クールな彼に恋してます!!〜無愛想なキミに夢中〜
「……まぁ見た目から想像つく。苦手そうだもんね」
「うん。バスケへなちょこなんだ。シュート1回も入ったことないもん」
「……それほんと」
「うん。へなちょこすぎてできない」
「……わかった。じゃあ基礎から教えてやるよ」
「ええっ!?基礎って??」
「……バカ。シュートの仕方からだよ」
「あっ、そっか……」
「……はぁ。とりあえずやってみようか。まずシュートする時は、なるべくゴールの近くからするといいよ。……入りやすくなるから」
「そうなの??わかった」
「……で、ボールを持つ手はこうする」
佐伯くんがそばで見本を見せてくれる。