REAL-リアル-
「これだねっ」
朱莉がウキウキしている
やっぱ体育好きなんじゃね
できないよー
って見せかけといて
できるみたいなぁー…
ギャップか!?
朱莉は運動できると
あたしは思ってるから
そんなギャップ攻撃なんてきかねぇぞ!!
「純!?何考えてんの?」
「ごめんごめん」
「ねぇ」
朱莉
あんた
やっぱり
意味わかんない
「ん?」
「一気に5段も運ぶの?」
「あー8段の方がいい?」
朱莉は馬鹿だ
「じゃあ5段でいいよ」
何を言っても無駄だ
うん
仕方ない
「せーのっ」
おおっ
意外に重い・・・
「純?さっきも言われてたね」
“純って男!?”
「あーうん
でも慣れてるし大丈夫」
「慣れててもいやでしょ?」
「まー」
腕の力がだんだん抜けてきた
「あいつ
竜っていうの」
「スリー決めてた人?」
「うん」
竜か・・・
あたしを男と呼んだ人
覚えとかなきゃ
いつか復讐するために!!!
「朱莉?」
重いんですけど
あんたどんだけ力ないの・・・
なのに
8段運ぶ?
って・・・
「アカリ!」
えっ?
誰の声?
朱莉がウキウキしている
やっぱ体育好きなんじゃね
できないよー
って見せかけといて
できるみたいなぁー…
ギャップか!?
朱莉は運動できると
あたしは思ってるから
そんなギャップ攻撃なんてきかねぇぞ!!
「純!?何考えてんの?」
「ごめんごめん」
「ねぇ」
朱莉
あんた
やっぱり
意味わかんない
「ん?」
「一気に5段も運ぶの?」
「あー8段の方がいい?」
朱莉は馬鹿だ
「じゃあ5段でいいよ」
何を言っても無駄だ
うん
仕方ない
「せーのっ」
おおっ
意外に重い・・・
「純?さっきも言われてたね」
“純って男!?”
「あーうん
でも慣れてるし大丈夫」
「慣れててもいやでしょ?」
「まー」
腕の力がだんだん抜けてきた
「あいつ
竜っていうの」
「スリー決めてた人?」
「うん」
竜か・・・
あたしを男と呼んだ人
覚えとかなきゃ
いつか復讐するために!!!
「朱莉?」
重いんですけど
あんたどんだけ力ないの・・・
なのに
8段運ぶ?
って・・・
「アカリ!」
えっ?
誰の声?