REAL-リアル-
あたしに向けられた笑顔




ドキッっとしたわけでも
惹かれたわけでもないけど


なんか
うれしかった





「早くいくぞ?」

「うんっ」





「おいー
そこにいるのは誰だ!」


先生が来た・・・・



「やべ」
コソッと竜君がつぶやく


そうだ
竜君たちは違うクラスだ




「2組のやつらじゃないな?」



「ごめん。じゃーな」


ばれない様に
走って行った


きっとばれてるけどね




時計の針はもう
時間を過ぎていた
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