小悪魔がーる。


「え?どういうこと?」


そういうとその女の子はさらに眉間にシワをよせて


「あんたが手を出したこいつはあたしの彼氏なの!!何様なの?!ほんとに」



あ、そういうことか。

なんだあたし騙されたんだ。



「もういいから、ミキ。」


この子の名前はミキらしい。

冷静にもそんなことしか思ってなかった。



こんなこと実は結構経験あった。

高校1年のくせに、こんなこと結構あった。


なんでだろうね。

またか、と思って冷めてくあたし。



「ただこの人はあたしとお茶しただけでそれ以上なにもないから安心して」



そう言うと、教室を出て行くあたし。



そういえばあたしこの人の名前知らない。

いつものこと。




入学当初にこんなことがあったから

あたしには女友達がいない。




あたしは女の敵らしい。



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