氷と炎の関係性
-カイルsaid-
 「カイル様!!」

 ハリスが慌てて俺の部屋に入ってきた。

 「あぁ?」

 最近『ご馳走』を食べられていない俺はご機嫌斜め。

 「西のダーク島のアーロン殿がアイスミーヤに向かったようなのですが・・・」

 アーロン?ああ、あの白ひげジジイか。

 「それがどうした?」

 ハリスは息を整えてはっきりと言った。


 「実は・・・」

< 10 / 18 >

この作品をシェア

pagetop