氷と炎の関係性
「そういわれると出たくなっちゃうのよね~」
わたしはこっそり部屋を出た。
なんかライクちょっと怖かったけど、理由がわかんないんじゃ納得いかない・・・。
とりあえずライクに聞きに行こうと廊下を歩き始めた。
「あの」
「っ!?」
後ろから急に声を掛けられて必要以上にびっくりしてしまった。
「すいません、驚かせてしまって・・・」
後ろを振り向くと男が一人立っていた。
「あなた・・・アーロンさんの・・・」
そこに立っていたのは、アーロンさんの付き人の一人だった。ちょっとかっこいい人。
「はい。クロトと申します」
クロト・・・・。私の脳裏にある会話が浮かんだ。
「あの・・・なぜここに?アーロンさんとお帰りになったのでは?」
するとクロトは顔を赤らめ
「えっと・・・その。実は、リリア様に一目ぼれしてしまいまして・・・、少しでもお話ができたらと思い、残ってしまいました」
と言い、「でも、気持ちを伝えたかっただけなので」と付け加えた。
それを聞いて顔が熱くなった。
生まれて初めて告白と言うものをされたからだ。
私は小さいころからなぜか男の人との接触がなかったからしょうがないのかもしれないけれど・・・。
そのおかげで男の人に触られるのは苦手。話すのも少しいやなんだけどね、さすがに一国の姫がそんなこと言ってられないでしょ・・・。
でもなぜかカイルは平気なのよね・・・。なぜかしら?
「良ければ握手していただけませんか?」
あ~今苦手って言ったばっかりなのに~・・・。
まあでも私なんかを好きになってくれたんだから少しくらいは良いか・・・。
「ええ、もちろん」
そう言って手を差し出した瞬間。
「キャァ!」
クロトに勢いよく手を引っ張られ、口に布を当てられた。
・・・クロロホルム!?
「まさか、姫様をこんな簡単に捕まえることができるとはな・・・」
そんな声を聞きながら私の意識は途切れていった。
わたしはこっそり部屋を出た。
なんかライクちょっと怖かったけど、理由がわかんないんじゃ納得いかない・・・。
とりあえずライクに聞きに行こうと廊下を歩き始めた。
「あの」
「っ!?」
後ろから急に声を掛けられて必要以上にびっくりしてしまった。
「すいません、驚かせてしまって・・・」
後ろを振り向くと男が一人立っていた。
「あなた・・・アーロンさんの・・・」
そこに立っていたのは、アーロンさんの付き人の一人だった。ちょっとかっこいい人。
「はい。クロトと申します」
クロト・・・・。私の脳裏にある会話が浮かんだ。
「あの・・・なぜここに?アーロンさんとお帰りになったのでは?」
するとクロトは顔を赤らめ
「えっと・・・その。実は、リリア様に一目ぼれしてしまいまして・・・、少しでもお話ができたらと思い、残ってしまいました」
と言い、「でも、気持ちを伝えたかっただけなので」と付け加えた。
それを聞いて顔が熱くなった。
生まれて初めて告白と言うものをされたからだ。
私は小さいころからなぜか男の人との接触がなかったからしょうがないのかもしれないけれど・・・。
そのおかげで男の人に触られるのは苦手。話すのも少しいやなんだけどね、さすがに一国の姫がそんなこと言ってられないでしょ・・・。
でもなぜかカイルは平気なのよね・・・。なぜかしら?
「良ければ握手していただけませんか?」
あ~今苦手って言ったばっかりなのに~・・・。
まあでも私なんかを好きになってくれたんだから少しくらいは良いか・・・。
「ええ、もちろん」
そう言って手を差し出した瞬間。
「キャァ!」
クロトに勢いよく手を引っ張られ、口に布を当てられた。
・・・クロロホルム!?
「まさか、姫様をこんな簡単に捕まえることができるとはな・・・」
そんな声を聞きながら私の意識は途切れていった。