夢の欠片
「俺、翔吾、お前は?」
優しい眼差しを向けられて、戸惑いながらも答える。
「ひな……」
「そっか、ひなかぁ!
可愛い名前だな?」
そんなこと言われたこともなかったから、ビックリして彼の顔をまじまじと見てしまう。
「あのなぁ、ここはひなみたいな子が来るとこじゃないだろ?
さっきだって、あのまま連れていかれてたらひどい目にあってたかもしれないんだぞ?」
怒られてるってわかってるのに、なぜか私の顔には笑みがこぼれる。
「おまっ!何笑ってんだよ!わかってんのか?」
心配してくれるってことが、こんなに心地いいなんて……知らなかった。
見つけた!!
私の居場所。
優しい眼差しを向けられて、戸惑いながらも答える。
「ひな……」
「そっか、ひなかぁ!
可愛い名前だな?」
そんなこと言われたこともなかったから、ビックリして彼の顔をまじまじと見てしまう。
「あのなぁ、ここはひなみたいな子が来るとこじゃないだろ?
さっきだって、あのまま連れていかれてたらひどい目にあってたかもしれないんだぞ?」
怒られてるってわかってるのに、なぜか私の顔には笑みがこぼれる。
「おまっ!何笑ってんだよ!わかってんのか?」
心配してくれるってことが、こんなに心地いいなんて……知らなかった。
見つけた!!
私の居場所。