夢の欠片
安心させるために言ってくれてるのはわかってる。
でもそれはイコール女として見られてないってことだ。
少しだけ胸が痛んだけれど、後2年もすれば、私だって充分大人の女の人に近づくはず。
胸だって今より育つはずだし、色気もきっと出てくるはずだ。
私が黙ったままそんなことをグルグル考えていると、翔吾が「どうした?」と言うような目で見てくる。
自分が考えてることを見透かされたくなくて、わざとにっこり笑うと翔吾の腕に絡み付いた。
今の妹みたいなポジションも嫌いじゃない。
だって無条件に可愛がってくれるから……
まだ男と女の関係には早すぎる。
何よりいろんな意味で自分自身も準備が出来ていない。
ようやく納得すると、私は翔吾に寄り添いながら、彼の家へと一緒に向かった。
でもそれはイコール女として見られてないってことだ。
少しだけ胸が痛んだけれど、後2年もすれば、私だって充分大人の女の人に近づくはず。
胸だって今より育つはずだし、色気もきっと出てくるはずだ。
私が黙ったままそんなことをグルグル考えていると、翔吾が「どうした?」と言うような目で見てくる。
自分が考えてることを見透かされたくなくて、わざとにっこり笑うと翔吾の腕に絡み付いた。
今の妹みたいなポジションも嫌いじゃない。
だって無条件に可愛がってくれるから……
まだ男と女の関係には早すぎる。
何よりいろんな意味で自分自身も準備が出来ていない。
ようやく納得すると、私は翔吾に寄り添いながら、彼の家へと一緒に向かった。