消えそうなハツコイ
話は、幼稚園までさかのぼる。あの時の私は、うめ組さんだった。知らない子たちばっかりで、恥ずかしがりやな私は声をかけることができなっかった。そんな時、
「名前、何ていうの?僕と友達になろうよ。」
とうつむいている私の頭の上から声がした。でも私はその言葉が自分に言われているとは思わなかった。そうしたら、ねぇ~という声と共に肩を軽く叩かれた。やっとそれでさっきの言葉は自分に対する言葉だったんだと気づく私。顔をそっとあげてみる…。
< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop