もう、ひとりにしない。





「ここは、小学生が来るところじゃないぜ。さっさと家に帰んな。」

明らかに場違いなところに来ている奴、という考えをそのままに出したその声に、おもわず、

「ちょっと!さっきから小学生、小学生って、どこをどう見たらそんなことが言えるわけ?」

と仁王立ちさながらなあたしを、上から下までくまなく見た彼は、

「やっぱり、小学生だろ?背は低いわ、胸はないわ。」

その言葉に、、、。

胸はない、、、、。

その言葉にあたしの頭はヒートアップした。





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