もう、ひとりにしない。

Three, Lunch time



すると、少し離れたところから彼を呼ぶ声が聞こえる。

パパだった。

わたしたちは離れ、彼はパパと再会を喜んだ。

ママも、アーレンも彼を知る3人は涙を浮かべて喜んでいた。

ふと、その脇を見ると姉妹が固まってソニーを見ていた。

それを見て、噴き出して笑ってしまった。

「どうしたの、エリー?」

ママがすごく心配そうな顔で聞いてくる。

「えっ?、、、、くくく。だって、見てよ、あの子たちの顔。ソニーに釘付け。ぶふふふ。」

そう言うと、二人は見る見るうちに顔を赤くしていく。
< 35 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop