もう、ひとりにしない。


、、、、、まぁ、仕方ないか。

「ソニー、あなた、ここへ来た時、この子達に会ってないでしょ?アーレンの年子の妹たち。彼女がスーザン。彼女がキャサリーンよ。」

そう、紹介した。

二人はそれぞれあわてて、ソニーに自己紹介して、握手した。

もう、ふたりの目はキラキラ輝いていて、ハートが飛んできそうなほどだ。

二人はよっぽどソニーを気に入ったらしく、付いて離れない。

アーレンは彼のキャリーを押して、パパもママも仕方ないわね、とそれぞれが呆れ顔で外へ出た。

彼の荷物をトランクへ入れ、そこからが大変だった。

姉妹がソニーと一緒に車に乗ると言って聞かないのだ。

ソニーはあっさり承知してくれ、仕方なく、彼にはアーレンの車に姉妹たちと乗ってもらった。
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