もう、ひとりにしない。


「いいよ、キュートな子は好きだから。」

と昔と変わらぬ口ぶりで話す。

それを聞くと胸が疼く。

、、、、、昔からの想いが、あふれてしまいそうだ。

彼女達は、、、、というとそんなことを言われたものだからキャアキャア言って騒いでいる。

あたしは、、、、というとなんだか少し疲れてしまった感じがして、早々に車に乗り込んだ。

何だか、気が重いのだ。

「レストランに着いたら起して、ママ。」

ランチは空港から15分くらい走ったところにあるレストランをリザーブしてあり、そこで摂ると言う。

今は何も考えたくなくて、目を閉じた。
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