もう、ひとりにしない。


「うそでしょう!?」

思わず彼ににじり寄る。

そこはあたしが働くセクションだ。

「あたし、そんな話、チーフから聞いていないわ。」

それを聞いてあたしの方へ体を向けて、

「君には伏せておいて貰うようお願いしたんだ。」

その言葉にカッとなる。

「、、、、信じらんない。なんで、勝手に決めちゃうの?いつもそう!」

「俺の就職先をいちいち君と相談しなくちゃいけないのか?」

それを聞いて頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。
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