もう、ひとりにしない。


「ねえ、、、、、。どうしてあのとき、あたしを置いて行ったの?どうして、一人で行ってしまったの?」

ずっと、聞きたかったことだった。

あのとき、、、、、。

目が覚めて薄汚れた天井を見て、自分がいる場所がどこなのかわかった。

そして、辺りを見回してそこには自分ひとりしかいないことを知ったとき、、、、、。

どうしようもなく泣けて泣けて仕方なかった。

ずっと、一緒にいると約束したのに。
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