もう、ひとりにしない。





再び始まった彼の執拗な攻めに、喘ぎ声が零れた。

彼からいじられるたびに、快感が突き抜ける。

そして、蘇ってくる。

昔の彼との夜が、、、、。

そして、一枚一枚薄紙を剥ぐようにあたしの体は乱れていく。


それからのことは、

実はあまり覚えていない。


なんていうのか、

、、、、もう、そこからは互いが互いを確かめあうように、互いを貪った。

貪る、、、そういうのがぴったりだった。

一夜だけでは絶対に足りない、この人の存在を確かめるのに一晩なんて短すぎだ。

それでも、今は彼の体だけでも感じたかった。

もっと、もっと、もっとと、、、。





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