図書館は、静かにするトコロ。
彼氏がいるのに図書館で.......
彼の部屋に泊まった翌日、うっかり寝坊してしまい、慌てて大学へ行くと、一限は休講だった。
ガーン。ショック。まだちょっと眠いし、図書館で寝てようかなぁ.....
午前中の図書館は、人が少ない。
パーテーションで机が仕切られている自習室は、ボ~っとするのに最適だ。
一番奥の端っこの席に陣取って、適当に教科書を広げてウトウトしていると、隣に人の気配を感じた。
「おっ、サオリン。」
「...涼先輩?」
同じサークルで一つ上の学年の涼先輩は、フェロモンだだ漏れのイケメンで、あちこちの女の子と浮き名を流す、いわゆる『恋多き男』だ。
私を、沙織だから『サオリン』と勝手に呼んでいる。
ガーン。ショック。まだちょっと眠いし、図書館で寝てようかなぁ.....
午前中の図書館は、人が少ない。
パーテーションで机が仕切られている自習室は、ボ~っとするのに最適だ。
一番奥の端っこの席に陣取って、適当に教科書を広げてウトウトしていると、隣に人の気配を感じた。
「おっ、サオリン。」
「...涼先輩?」
同じサークルで一つ上の学年の涼先輩は、フェロモンだだ漏れのイケメンで、あちこちの女の子と浮き名を流す、いわゆる『恋多き男』だ。
私を、沙織だから『サオリン』と勝手に呼んでいる。
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