勝手に好きでいさせて
プロローグ
好きで、好きでしょうがない。
毎日、あなたを目で追っていた。
声をかけられれば、踊りたくなるほど嬉しかった。
あなたに好きになってもらいたくって、かわいくなろうと努力した。
でも、あなたはいつもほかの人ばかりをしていた。
叶わぬ恋、とても辛い恋。
何度も忘れようとした。
でも、やっぱり忘れられなかった。
だから、勝手に好きでいさせて、伊久斗・・・。