True Azure





それから、やや興奮しながら授業は進み…
休み時間はクラスメイトやら他クラスの人たちがやってくる。



そんなわけでクタクタだし、
楓花にはちゃんと話せてないしで…



昼休みにはちゃんと話そう。
とか思ってます。



殺気がヤバイので!!



「で?どういうことなの?」

「え~~っと、朝…中庭で蒼空と出会って…成り行きで?」

「ボクがヒトメボレしたんダヨ~」

「あ~蒼空君?普通に喋っていいわよ。私も豹も誰かに喋ったりしないわ。」

「楓花、何言ってんだ?」

「だって、蒼空君話せるよね?日本語。」

「…君は鋭いんだね。楓花ちゃんの言うとおり、僕、小学生の時は日本で生活してたから普通に話せるよ。」

「マジで!?喋れてるじゃん!楓花なんで分かったんだ?」

「勘よ。私の勘は外れたことないわ。だからね?遊愛、話しなさい。」



やっぱ…バレてますよね~
楓花と豹に、心配かけたくなかったんだけどな。



あっ豹は、あたしの幼馴染で家も近いんだ!
水谷 豹(みずたに ひょう)っていうの。
























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