True Azure





「あたしは…います!別れろと言われても絶対に別れません!」

『…そうですか。質問はこれで終わります。控え室で待機していて下さい。』

「「はい…!」」



ダメ、なのかな?
楓花…あたしのせいで落ちたら、ごめんね?



それでもあたしは、後悔したくなかったんだよ。



「遊愛。大丈夫よ!私たちは全力を出し切ったもの。絶対っ大丈夫よっ!」

「うんっ…そうだよね!大丈夫!楽しんだし!」



結果が出るまで、あたしたちの戦いは終わってない。
まだ終わってないよ!!



『出場者のみなさんは、××ホールに集まって下さい。』



「楓花…行こっ!」

「えぇ…!」



あたしたちは、手を繋いでホールに向かう。



そうすると安心するから。
楓花と一緒にアイドル目指せてよかったって思うから。



2人なら大丈夫!


















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